工業高校で、当時ものづくりコンテストといったものがありまして、その中の測量部門に出場したことがきっかけで測量に興味を持ち始めました。高校卒業後に測量の資格をとるために専門学校へ進学し入社しました。
入社してすぐのころ、山の現場が多く、平面と違って高低差が多くあったので間違えることも多く、苦労することが多かったです。
技術は入社したあとでも身につけられますので、挨拶やコミュニケーション能力があったほうが良いと思います。チームワークが大切になりますので、横のつながりもですし、上司との関わり方も大切です。また興栄コンサルタントですと、測量・設計の両方を受注することが多くありますので、他部署の方とのコミュニケーションも大事になります。
測量ですと、細かい数字で出てくるのですが、正しい数値なのかどうか、1個だけでも数値が間違っていると大きな問題になる可能性もありますので、細かく丁寧にチェックする正確性を大事にしています。
上司からちょっとしたことでもありがとうと言ってもらえることが嬉しいですし、担当した現場に後日たまたま通って完成を目にすると、自分たちがやったものがこうなるんだと実感できて嬉しいです。測量は一番最初の仕事になるので、測量時点では最後のイメージが分かりにくいのですが、自分たちの測量の結果で出来上がるものをみると、やりがいを感じます。
コミュニケーション能力と、あまり物事を引きずり過ぎない、失敗しても次に生かせるような元気がある人が良いと思います。
まだまだ技術者としては未熟ですが、多く経験を積むことで、上司の方のように発注者との関わり方や説明を上手にできるようになりたいと思っています。
最近若い方が多く入社していますので、若い方は入社してすぐでも話しかけやすい明るい雰囲気の職場であり相談しやすい環境だと思います。また、スタンディングデスクの導入など割とスムーズに要望したことを受けいれていただけます。
技術第四部 部長 |
測量は道路や河川等の設計に必要な平面図、縦横断図を作るための測量を行います。安全管理と、作業規定に沿うように気をつけながら、土地の所有者である地権者の方や地元の住民の方への対応する能力が必要です。
確実な測量をすることはもちろんの事、地元の方に対して真摯に話し合ったり、作業の説明ができるようにしっかり準備をすること。そしてトラブルが起きないようにコミュニケーション能力を養うように伝えています。