技術を磨き、インフラを支える。
でも、いちばん大切にしたいのは、いつも「人」でした。
興栄コンサルタントの根っこにあるのは、
社員一人ひとりの人生に、誠実に向き合いたいという想い。
今回は、小野社長をはじめとする4名の役員が集結。
変化を恐れず挑戦を続ける当社の、温かい考え方に触れてみてください。
Because a company’s future grows from its people’s future.
技術を磨き、インフラを支える。
でも、いちばん大切にしたいのは、いつも「人」でした。
興栄コンサルタントの根っこにあるのは、
社員一人ひとりの人生に、誠実に向き合いたいという想い。
今回は、小野社長をはじめとする4名の役員が集結。
変化を恐れず挑戦を続ける当社の、温かい考え方に触れてみてください。
MEMBER.01
CEO
代表取締役社長
MEMBER.02
EXECUTIVE
常務取締役(経営管理部)
MEMBER.03
EXECUTIVE
常務取締役(営業部)
MEMBER.04
EXECUTIVE
常務取締役(技術部)
私たちの仕事の哲学
会社を牽引される中で、皆さんが大切にされている仕事の信条やマイルールについて教えてください。
私は人事や採用も担当しているので、「みんなが楽しそうに働けるようにしたい」と常に考えています。
会社はどんどん変わっていく方がいいと思っていて。
うまくいきそうな新しいアイデアがあれば、まずは試してみる。ダメならやめればいいし、良ければ続ければいい。常に動き続けることを意識しています。
営業として社外の方と接する機会が多い分、社内でのコミュニケーションを大切にしています。
冗談を交えながら、少しでも笑顔が生まれる職場にしたい。そのために、挨拶は必ず私からするように心がけていますね。
私は技術一筋ですから、常に「相手が望むものを、その望み以上のより良いものとして提供する」という信条を持っています。
その上で、社内では「気軽に聞けるおじさん」でいたい(笑)。
若い社員からも気軽に質問が飛んでくるような、そんな存在でありたいです。
会社のDNAと働く文化
60年以上の歴史の中で、会社として変わらずに受け継がれてきた「KOEIらしさ」とは何だと思いますか?
社員が皆、真面目で丁寧に仕事をする。これに尽きると思います。
いわば「職人集団」ですね。公共事業ですから、質を上げたからといって直接的にお金が増えるわけではない。
それでも、任された仕事に対して、採算を度外視してでも完璧なものを作ろうとする。
その職人気質と誠実さが、60年かけてお客様からの信頼を築き上げてきたのだと確信しています。
私たちは「地方の身近なコンサル」として、発注者と一緒に成果を作っていくスタイルです。
契約書に書かれていることだけでなく、発注者が本当に困っていること、地域がもっと良くなるために必要なことまで踏み込んで考え、提案するのが強みです。
「良いものを作るために契約内容以上の仕事」を、ついやってしまう社員が多いですよね。
お客様から「ちょっと困ってるんだけど」と気軽に相談していただけるのも、これまでの積み重ねがあるからだと思います。
そのような真摯な仕事ぶりと、「自由」なカルチャーは、どのように両立しているのでしょうか?
仕事そのものは堅実ですが、働き方の制度や運用は非常に柔軟です。
例えば、コロナ禍で在宅勤務が注目され始めた時も、県内の同業者の中ではいち早く本格的な制度として導入しました。
「制度はあっても形骸化している」会社も多いと聞きますが、うちは運用の「ゆるさ」が特徴かもしれません。在宅勤務や有給休暇に、細々とした申請はほとんどないんです。スケジュールに入れておけばOK。
社員を信頼して、まずは自由にやってもらう。もし問題が起きたら、その時に一緒に考えるというスタンスです。
その柔軟な雰囲気は、若くて行動力のある畑佐常務が中心となって作っている部分も大きいですね。
仕事の醍醐味
皆さんが感じる、この仕事ならではの醍醐味を教えてください。
私は道路設計が専門ですが、この仕事はいわば「地形をデザインする」ことです。
何もない山の中に一本の線を描き、それが道となり、やがて街ができていく。
自分が描いた絵が、何十年も地図に残り、人々の暮らしの基盤となる。このスケールの大きさは、何物にも代えがたいやりがいです。
災害復旧の仕事も印象深いですね。
豪雨で道が寸断された現場に駆けつけ、猛スピードで復旧にあたる。
自分たちの働きで人々の生活が元通りになっていく様は、大きなモチベーションになります。
また、目に見える構造物だけでなく、地域の課題を解決するための「計画」を立てる仕事も面白い。自分の考えたプランが、この先のまちづくりに直接繋がっていくのですから。
農業土木も、私たちの強みです。
耕作放棄地に農道を作り、大きな機械が入れるようにすることで再び田植えができるようになったり、用水路の改修で農家の方々の生活を直接支えたり。
これからは農業の自動化も進むので、それに合わせた新しいインフラを計画・設計していくことになります。
担い手不足という社会課題に、技術で貢献できるフェーズに来ています。
新しいものを作る派手さはありませんが、既存のインフラを維持管理していく仕事も非常に重要です。
人知れず社会を支えているという誇りが、私たちのやりがいです。
2022年の「明治用水」の取水停止事故では、まさに会社の総力を結集しました。
多い日には全社から35人が応援に駆けつけ、最新技術を駆使して復旧にあたったんです。難題にも「とにかくやってみよう」と食らいつき、巨大プロジェクトをやり遂げたことで、社内の技術力も結束力も格段に上がったと感じています。
これら全ての仕事に共通しているのは、勉強し、経験を積むほど、お客様への提案の引き出しが増えていくことです。
そして、その提案がお客様に喜ばれ、世の中の役に立つ。
「自分の成長がダイレクトに社会貢献に繋がる」というのは、この業種ならではの素晴らしい点だと思います。
求める仲間
会社の将来を見据えた上で、改めて、どんな方と一緒に働きたいですか?
主軸である建設コンサルタント事業をさらに成長させることが第一です。
その上で、空き家再生事業や自治体のDX支援など、新しい挑戦も積極的に行っていきたい。
変化を恐れず、社員が「この会社でずっと働きたい」と思えるような、強くてしなやかな組織であり続けたいですね。
だからこそ、新しいことや変化を楽しみ、挑戦したいという意欲のある人に来てほしいです。
私たちの仕事は、一人では決してできません。どれだけ優秀でも、チームで協力できなければ意味がない。
自分の仕事に責任感を持ちつつ、周りと一緒に仕事を進めることを楽しめる人がいいですね。
若手社員からは、「技術をストイックに突き詰めたい人は大手の方が向いているかも」という意見も出ました。
私たちは、道路の計画も設計も調査も手がける「ジェネラリスト」としてのプロを目指せます。
多様な経験を積んで、「何でもできる技術者」になりたい人にとっては、最高の環境だと思います。
結局のところ、長く働いてくれている社員は、仕事内容もさることながら、この会社の「居心地の良さ」や「働きやすさ」に価値を感じてくれているのだと思います。
だから、私たちが求めるのもやはり「人間性」。専門的な知識やスキルは、入社してからいくらでも身につけられますから。
メッセージ
私は、仕事以外に自分の居場所、いわゆる「サードプレイス」を持っているような、心の充実した人に魅力を感じます。
趣味でも、行きつけのお店でも何でもいい。そういった多彩な価値観が、コミュニケーション力や新しい発想に繋がり、結果的に仕事にも活かされると思うんです。
やはり、ものづくりが好きな人。
そして、言われたことをやるだけでなく、どうすればもっと良くなるかを常に考え、自ら成長しようとする意欲のある人と一緒に働きたいですね。
ビジネスライクに、仕事は仕事と割り切りたい人には、うちは合わないかもしれません。
仕事も人間関係も、人生の一部として楽しみたいと思える人の方が向いている。
「興栄コンサルタントは動物園みたいだね」と取引先の方から言われるくらい、個性的な人が多いんですよ(笑)。誰もが、ありのままでいられる会社です。
まずは一度、うちの社員と会って話してみて、「この人たちと働いたら楽しそうだな」と思えるかどうか、その波長を確かめに来てほしいです。
入社してくれた方とは、一生を共にするくらいの気持ちでいます。
結婚、子育てといったライフステージの変化に合わせて、給与も含めた待遇を良くし、安心して長く働ける会社でありたい。面接では、技術的なスキルよりも、皆さんがどんな人で、周りとどう協力していけるのかを知りたいと思っています。
私たちの想いに共感し、この先の道を一緒に創っていってくれる仲間と出会えることを、心から楽しみにしています。