CONTENT.01 ボーリング調査
地盤の成り立ちや性質を知るための、最も基本的で重要な調査です。ボーリング孔を掘り、土や岩の試料を採取するとともに、標準貫入試験で地盤の強度を測定します。
構造物を建設する上で、その土地の地質を正確に把握することは、安全性を確保するための基本です。
総合建設コンサルタントとして、ボーリング調査や各種試験を通じて、
地盤の強度や性質を詳細に調査・解析し、後工程である設計の視点を持ちながら、構造物の設計に不可欠なデータをご提供。
地すべりや斜面崩壊といった災害リスクの評価や対策工の提案まで行う、ち密な地質調査を行っています。

地盤の成り立ちや性質を知るための、最も基本的で重要な調査です。ボーリング孔を掘り、土や岩の試料を採取するとともに、標準貫入試験で地盤の強度を測定します。

地層や岩盤が顔を出す「露頭」を観察し、地質構造や分布を把握します。ボーリングの「点」の情報を補完し、より広域的な地質を推定するために欠かせません。

ボーリング孔を利用し、その場で直接、地盤の強度や変形特性を測定する試験です。試料を採取する際に乱れやすい、デリケートな地盤の性質をありのままに捉えることができます。

採取した土の試料を試験室へ持ち帰り、物理的・力学的な性質を詳細に分析します。構造物の設計計算に必要となる、具体的な地盤定数を求めるための重要なプロセスです。

各種調査・試験で得られたすべての情報を統合し、地盤の工学的性質を評価します。液状化判定、支持力算定、沈下量計算など、設計の根幹を支える結論を導き出します。

地中に電流や弾性波を伝播させることで、地下の構造を広範囲にわたって推定する物理調査。ボーリング調査だけでは捉えきれない、全体的な地質構造を把握するのに有効です。

ボーリング調査という「点」の情報に加え、地表地質調査や物理探査といった「面」の情報を組み合わせて、地質構造を立体的に捉えます。調査から室内試験、解析まで一貫して対応し、精度の高い全体像を描き出す総合力が強みです。

採取した試料(コア)は、その土地の歴史を物語る貴重な証拠です。乱れの少ない試料を採取する技術、それを適切に保管・試験する体制、そして得られたデータを丁寧に読み解く解析力。設計の礎となる一つひとつのデータの品質に、どこまでもこだわります。

解析結果から地すべりや斜面崩壊、液状化といった災害リスクを評価し、必要に応じて対策工を提案します。「地域の安全を守る」という、コンサルタントとしての視点を常に忘れません。