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環境調査
(河川生物、植物など)
河川に生息する魚類、底生生物、水生植物などを調査し、河川環境の「現況」を正確に把握します。
工事の前後に行うモニタリング調査で、環境への影響を評価することもあります。
まちづくりや開発事業を進めるとき、そこに息づく生き物たちや、育まれてきた自然環境への配慮は
欠かすことのできない大切な視点です。
興栄コンサルタントは、ネコギギやハリヨといった絶滅危惧種から、夏の夜を彩るホタルまで、
地域の貴重な生態系を対象とした環境調査を行っています。
学校での環境教育や、岐阜県のベストリバー事業への参加などを通じて、
地域の方々と共に豊かな自然を守り育てる活動にも積極的に取り組んでいます。

河川に生息する魚類、底生生物、水生植物などを調査し、河川環境の「現況」を正確に把握します。
工事の前後に行うモニタリング調査で、環境への影響を評価することもあります。

調査結果に基づき、生態系への影響をできる限り小さくするための環境保全対策を提案します。
希少な生き物の保護や、湿地環境の保全など、その土地の自然に合わせた具体策を検討します。

岐阜県のベストリバー事業など、地域の皆さまと共に河川環境について考える場の運営をお手伝いします。
調査データの整理や資料作成、会議の進行などを通じ、円滑な議論をサポートします。

そこに生きる生物を単なる調査対象として捉えません。ネコギギやハリヨといった希少種は、この地域だけの貴重な宝です。
その生態に深い敬意を払い、科学的な視点と地域への愛情を持って、一つひとつの命と向き合います。

社内に道路や河川などの設計部門を持つ私たちだからこそ、開発側の事情や技術的な制約も理解した上で、生態系への影響を最小限に抑える、現実的で実効性のある環境保全の道筋を共に考え、ご提案します。

環境保全の話し合いでは、専門家と地域住民の方々の間に、言葉や視点の壁が生まれることがあります。
私たちは、難しい調査結果を分かりやすく伝え、地域の皆さまの想いを丁寧に整理する「翻訳者」として、円滑な合意形成をお手伝いします。

大学院時代から興栄コンサルタントでアルバイト。「人と生き物をつなぐ」という目標を持ち、建設コンサルへ。入社と同時に博士課程に進学。廃棄物処理計画、生物環境調査を担当。滋賀県からリモート勤務。